仮想通貨をスタート ビットコインとアルトコインの違い

仮想通貨(暗号資産)で、投資をスタートしようという方々は、ビットコイン以外という発想も持つことがあるのではないでしょうか。

仮想通貨としてはビットコインが一番有名なので、おおかたの方々は、すんなりビットコインと向きあっていらっしゃるのでしょうけど、その市場規模は70%程度です。30%程度は、イーサリアムやネム、XRPなどいろいろな仮想通貨です。

ビットコインに対して、そのような仮想通貨のことをアルトコインといういい方をします。

アルトコインには、プラスαの機能が備わっていたりして、個別の利用用途も想定でき、将来に対して期待を寄せている方々も少なくありません。

仮想通貨のアルトコインとは

例えばアルトコインのイーサリアムの場合、「スマートコントラクト」と呼ばれるプログラムを実行することができるブロックチェーンとして、最大値の規模を持っています。

DeFi(分散型金融)において、240億ドルの経済圏に到達するほど成長し、イーサリアムはローンの担保とか、ガスの支払いなどに対しても有効的に活用されています。

アルトコインは、ビットコインと比較して単価が安かったりして、一見、はじめての方々も投資に有利だと考えるかもしれません。

しかし、アルトコインに注目をすれば、ビットコイン以上ボラティリティが高い傾向があります。突然、価格が暴落してしまったり、高騰することもあるでしょう。そのようなことも意識してアルトコインと向きあうようにしなければなりません。

どのようにアルトコインと向きあうといい?

アルトコインで投資にチャレンジしようと思っている方々は、どのような点を注意して向きあえばいいか、ここでしっかり抑えておきましょう。ビットコインのような向き合い方をアルトコインに対してしていてはちょっと大損してしまうこともあるかもしれません。

ビットコインとアルトコインの大きな違いは、流動性です。多くのアルトコインは、やっぱり市場に参加する人たちの規模は、格段に少なめです。取引する量も少ない傾向を持っているため、よって資産価格の変動幅が大きくなってしまう特徴があります。

例えば、コインマーケットキャップの2021年1月12日時点のデータをチェックすれば、おおかた、一日の取引が5兆円超えしているのは、ビットコインとイーサリアム、そしてテザーと呼ばれるステーブルコインオンリーということになります。

アルトコインでは、特別なニュースがあったためある一部のアルトコインに買いが集中してしまって、一気に50%程度も急騰してしまうものの、数日後には、全戻しというケースも少なくはありません。

アルトコイン投資と向きあうのもいいですが、アルトコインは、高い価格変動のリスクを負うかもしれないということをあらかじめ意識に留めておく必要があります。

アルトコインは、ビットコインと比較しても不確定要素も多い仮想通貨です。ですから、一年も二年もアルトコインを保有しようとしている方々はリスキーだと感じているでしょう。ですから、アルトコイン投資と向きあっている方々は、月に何度も利益が出たものに対して確定させるなどして、アクティブに対応できる姿勢を持っています。

市場が、上昇トレンドで、ビットコインの成長が鈍ったりすれば、アルトコインに資金が回ってくる可能性も充分考えることができます。しかし、下降トレンドになってしまえば、アルトコインから資金が流出してしまう恐れも充分あります。
このようなアルトコインの投資と向きあう方々は、ドミナンス(市場占有率)などリサーチするなどをして、裁量で判断するしか方法はないでしょう。

また、アルトコインを販売している販売所では取引手数料はかからないでいいと思うのかもしれませんが、スプレッドは、比較して高めの傾向があります。
ですから、頻繁に売買するという方々は、仮想通貨取引所を利用していることでしょう。

また、レバレッジ取引(暗号資産FX)のスプレッドの場合、現物取引のものと比較をして低めの傾向がありますので、どの程度の期間ポジションを保有しているのかによって、レバレッジ取引(暗号資産FX)も視野に入れてみるといいのかもしれません。(レバレッジ取引の場合はポジションの管理コスト(ポジション額×0.04%/日)が発生します)

数年程度持っているという方々は、現物取引でいいかもしれませんが、1ヶ月程度という場合はレバレッジ取引も意識してみてください。

アルトコインにおすすめの仮想通貨取引所

アルトコインと向きあう方々におすすめの仮想通貨取引所は、「コインチェック」です。

コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社のコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。現在、コインチェックが一番信頼できると思っている投資家も多くいらっしゃることでしょう。

やっぱり、仮想通貨投資がどんどん活性化されるため、仮想通貨取引所の信頼度はとても大事なポイントです。

コインチェックは、本人登録済みのユーザー数は99万口座、&アプリダウンロード数は300万。多くの人たちが利用しているから、安心して利用できるという安易なモチベーションもそれほど間違っている訳ではありません。

コインチェックは、現物取引に特化し、販売所では、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOSTの取り扱いをしています。

また、注目度の高い仮想通貨取引所は、GMOコインです。GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ企業であり、信頼度抜群の仮想通貨取引所です。

GMOコインでは、「取引所(現物取引)」、「取引所(レバレッジ取引)」また、「販売所」や「暗号資産FX」の仮想通貨売買のサービスが提供されています。

取引所では、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコインを、また、販売所では、暗号資産FXは、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、オーエムジー、ベーシックアテンショントークンを扱っています。

レバレッジ取引なら、小さい証拠金を担保にして大きな資金で投資と向きあうことができるので、より大きなポジション狙いをすることができます。

現物取引では、買いからということだけでなく、売りからも入ることができますので、下落相場の状況下でも利益を狙いに行くことができます。

また、おすすめの仮想通貨取引所は、DMM Bitcoinです。DMM Bitcoinは、株式会社DMM.comのグループ企業である株式会社DMM Bitcoinが運営している仮想通貨取引所です。

DMM Bitcoinは買値と売値が表示された販売所方式に特化し、現物取引とレバレッジ取引を行うことができます。現物取引に対応している暗号資産は3種類、「ビットコイン」、「イーサリアム」、「XRP」です。

また、レバレッジ取引に対応することができる仮想通貨は、「ビットコイン」、「イーサリアム」、「XRP」、「ビットコインキャッシュ」、「ライトコイン」、「ネム」、「イーサリアムクラシック」、「ステラルーメン」、「モナコイン」、「クアンタム」、「BAT」です。

販売所では、スプレッドを注意しなければならないということは既にお話しをしていますが、DMM Bitcoinでは、
「BitMatch注文」機能というものを提供し、そのようなデメリット要素を解消してくれています。「BitMatch注文」機能は、発注してから30秒以内にお客様の注文がマッチングした時に限りということになりますが、販売所で提示された買値&売値の仲値価格で取引を成立させることができる注文方法のことです。30秒以内に他の注文と対当しなかったときは、成行で、時価で約定することになります。

まとめ

いかがでしょうか。今回、アルトコインについて解説をしました。仮想通貨取引所がアルトコインを取り扱いするため、それぞれのブロックチェーンを統合し、万全の保管体制を整えるという作業が必要になって来ます。

ですから、どの仮想通貨取引所もアルトコインに対して思い切り積極的ではなく、段階的な向き合い方にどうしてもなってしまう傾向があります。

アルトコイン投資と向きあうのも、仮想通貨投資の選択肢のひとつとして考えて問題はありませんが、まずは、アルトコインがどのような性質をもっているのかもっと詳しいリサーチが必要になってくるのではないでしょうか。